ファイル・ディレクトリ操作を行う基本的なLinuxコマンド



1. Linuxを初めて扱うときの問題

WindowsやMacでは、ファイルやフォルダの操作をグラフィック、マウスポインタなど視覚的かつ直感的なアプローチから行える。

一方Linuxでは、全ての操作をコマンドという文字の入力(以降「コマンド操作」)のみで実現しているため、初めて扱うときに戸惑う人が大半だと考えられる。

そこで、本記事では、コマンド操作をWindows、Macにおける従来の視覚的な表現とともに紹介することにより、いち早い理解を期待する。

まず初めに、ファイルやフォルダ(Linuxでは「ディレクトリ」)の操作を紹介する。


2. ファイル・ディレクトリの操作

本章では、なお、PCにサインインしているユーザ名は「User」とする。

また、エクスプローラーの「C:Users:User」を起点(ホームディレクトリ)として例を紹介する。

2.1. pwd (print work directory)
2.2. cd (change directory)
2.3. mkdir (make directory)
2.4. ls (list)
2.5. mv (move)
2.6. cp (copy)
2.7. rm (remove)
2.8. file

次回3.ではコマンドの拡張的な使用法を紹介する。

3. オプションを使ったコマンドの拡張(工事中)